ロボット Sota(ソータ) アプリ開発環境 VstoneMagic
Sotaのアプリは、VstoneMagic や Java(Eclipse)で開発可能なのですが、ひとまずVstoneMagicで開発してみた感想を書きます。
1.簡単アプリ作成
フローチャートを書く感覚で色々な機能を持ったボックスを線でつないでいくだけでアプリが作成できます。こんな感じです。
これがJava言語に変換され、ロボットが動く仕組みです。
私は大学時代にやっていたC言語でのロボットプログラミングはなんだったんだ!と思うくらいアプリ作成が簡単です。
ただし、これに無い機能はJavaで書く必要があり、私も一部Javaで書いたり、変換されたコードがどうなっているのか確認することがあります。
2.実機と連動
ポーズエリアといって、各関節(サーボモータ)の角度、目や背面ボタン(LED)の色を設定できる画面があるのですが、そこで設定した値がすぐに実機に反映されるので、視覚的に分かりやすい。(前面の仮想ロボットは次の項で紹介)
便利な時代だなぁ~思っていたら・・
なんと!ロボット実機側で関節を直接動かして、好きなポーズを作り、それをアプリ側に取り込むことも出来るようです。これは便利すぎる!
3.仮想ロボットビューワ
仮想ロボットビューワがあり、それでも視覚的に確認しながら動作が作成できるようです。実機がない状態でもある程度の開発が出来るな、と思っていたのですが、現状なぜか実機が接続されている状態でしか仮想ロボットが動きません。
実機がない時でもアプリ開発ができると良いと思うのですが・・
(修正)
接続設定でlocalhostに接続すると、実機がない状態でも、LEDや関節の動きを仮想ロボットで確認することが出来ます。
VstoneMagic は、プログラミング経験のない方でも、比較的簡単に遊び感覚でロボットアプリが作成できる大変良いソフトウェアだと思います。現在はデベロッパー向けのソータのみ販売中ですが、製品版に向けて VstoneMagic もどんどんアップデートして頂けることを期待したいです!