ロボット Sota(ソータ) 受付アプリ作成2
・はじめに
前回のアプリ作成(Sota 受付アプリ作成1)に引き続き、受付ロボットとしてソータ君が活躍できるようにアプリ作成をしていきます。VstoneMagic を用いて、顔検出・認識と音声認識とを色々と試してみました。
ロボットを見て頂いた方の感想も含めて書きたいと思います。
・動作イメージ
- 誰か来るのを待つ
- 人の顔を見つけると
・知っている人の場合 → 3へ
・知らない人の場合 → 4へ - その人の名前をつけて挨拶する → 1へ
- 自己紹介して、名前を尋ねる
- (聞いた名前)さん、よろしくね!と言う
- その人の名前と顔を紐付けて保存 → 1へ
・顔検出と顔認識
数人の登録でしか試せていませんが、精度良く検出・認識され、実用的だなと感じました。詳しくは(Sota 顔検出まとめ)をご覧ください。
Sotaに直接ログインして色々と見たところ、顔認識関連にはPUXさんのFaceUというソフトウェアを利用されているようです。
・音声認識
ここは少々つまずきました。
音声認識関連のボックスが実行される際には、Sotaの目が強制的の水色になる仕様のようですが、水色になってから話しかけたのでは少し遅いようです。ここのタイミングは現状試行錯誤中です。詳しくは(Sota 音声認識まとめ)に記載しています。
認識精度はハッキリ発音すると認識してくれるのですが、女性の声や子供の声は、少し認識精度が悪く感じました。声の音が高いと難しいのか?
・みんなの感想
アプリを数人の方に試して頂いたところ、ロボットが自分の顔と名前を覚えて話し掛けてくれる、という今回の動きだけでも楽しく盛り上がりました。
そもそも徳島では、まだロボットとふれあう機会が少なく、ロボットがいるだけで盛り上がります(笑)
徳島でもロボットが身近に感じられるよう情報発信をしていきたいです!
パソコン用や入退室用の顔認証システム等で、自分の名前が表示されても特に嬉しいと思ったことはありませんが、それがロボットだからこそ、嬉しい・楽しいといった感情を抱くのかな?と感じました。そうであれば、受付にSotaは最適かもしれませんね!
受付ロボットとしては、お客様の名前を正しくスムーズに聞き取りたい為、音声認識の精度のさらなる向上を期待したいところです!